Arch Linux インストールができたので、基本的なところを設定。

ユーザー設定

通常使うユーザーを追加。管理者として使うので wheel グループに入れとく。 adduser コマンドで、ダイアログに従って入力。

Login name for new user []: matea2
User ID ('UID') [ defaults to next available ]: 1000
Initial group [ users ]:
Additional groups (comma separated) []: wheel
Home directory [ /home/matea2 ]
Shell [ /bin/bash ]
Expiry date (YYYY-MM-DD) []:

sudoを使えるようにする。とりあえず有線でネットワークを動かして sudo をインストール。

dhcpcd eth0
pacman -S sudo

visudo から設定して、 wheel グループの操作を許可。

無線LAN設定

無線LANを設定する。いつもNetworkManager使ってるのでインストール。

sudo pacman -S networkmanager
sudo systemctl enable NetworkManager.service

そのままだと GW-USMicroN-G はうまく動いてなかったが、Ubuntuと同じ方法でできた。 /etc/udev/rules.d/99-wireless.rules に設定を記述。

もうひとつ /etc/modprobe.d/wireless.conf に設定を書いて再起動。

パッケージ追加

必要なパッケージを色々追加。すでに使っているけど、 pacman を実行する。リモートのリポジトリを見るときは -S 、ローカルは -Q、削除するときは -R を使う感じか。

基本は以下のオプションで良いかな。

pacman -Syu # システムをアップデート
pacman -Ss キーワード # パッケージを検索
pacman -S パッケージ名 # パッケージのインストール

ライセンスの問題などで pacman ではパッケージが見つからない場合もある。そんなときは AUR からインストール、これは yaourt を使うと楽そう。

ここを参考に、 /etc/pacman.conf を編集し、 archlinuxfr のサーバーを追加。

でpacmanからインストール。

sudo pacman -S yaourt

あとはpacmanと同じようにパッケージ名を指定してインストールする。日本語フォントとかはここでインストールできた。

yaourt -S otf-ipafont
yaourt -S ttf-mplus

ただ mozc は

ERROR: is not available for the ‘i686’ architecture.

って言われるなあ。

サウンド設定

ユーザーを audio グループに追加する。

gpasswd -a matea2 audio

実はいろいろ設定しても音が全然鳴らなくて困ったのだが、OSごと再度インストールしなおして上の設定を行ったら音が鳴ったという。なぜ最初はうまく行かなかったかよくわからんけど、多分これだけで良いのだろう。

GUI設定

さてそろそろグラフィカルな画面が欲しいのでXをインストール。 pacman から xorg を指定、 Enter a selection とか言われて必要なパッケージを選択するように言われたけどまあ全部つっこんどいた。

sudo pacman -S xorg

runlevel を変更。最近はArchでもsystemdらしいので default.target にリンク貼ったらいいんじゃないかな。

sudo ln -s /lib/systemd/system/runlevel5.target /etc/systemd/system/default.target

ディスプレイマネージャをインストール。ふつうに gdm を入れた。

sudo pacman -S gdm

で起動時に動作するようにsystemdを設定。

sudo systemctl enable gdm.service

ウィンドウマネージャを入れる。自分はawesomeだけど、お好みでgnomeとかなんとか。

sudo pacman -S awesome

ついでにgrubの起動時間を設定。 /etc/default/grub を編集。

変更を適用。

sudo grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg

再起動したらgdmが動く。メニューからウィンドウマネージャを選んで、ユーザー名とパスを入力してログイン。

で自分は ~/.xsession に設定書いてるのでそこから読んで起動するようにしたい。ここに書いてあったのを参考にして /usr/share/xsessions/xsession.desktop を設定。

もう一度再起動するとgdmのメニューに Xsession が増えるので、それを選んでめでたしめでたし。

フォント設定

日本語フォントがなんだか変なので /etc/fonts/local.conf を編集。

gtk-2系は gtk-chtheme を使ってテーマも一緒に設定。もしくは ~/.gtkrc-2.0 に適当に書いておく。

pacman -S gtk-chtheme
gtk-chtheme

gtk-3系は ~/.config/gtk-3.0/settings.ini に記述。テーマとアイコンとフォントを書いておいた。

使用環境

  • Arch Linux (3.6.3-1-ARCH)

参考サイト